2013年6月11日火曜日

モバイルバッテリーとは

スマートフォンは普及しましたが、今までの携帯のようにスマートフォンはバッテリーの持ちがよくありません。



・モバイルバッテリーとは


それは、ガラケーと呼ばれる日本で普及していた携帯と違って、スマートフォンは待機中でもいろんなアプリを作動させていたり、画面が明るくきれいになったり、電波が強くなったりと機能が向上した分、それをつかうためにバッテリーの減りが早くなってしまいました。

人気のiPhoneやアンドロイドのスマートフォンでもよく使う人はバッテリーが一日も持たないという人もいます。

そんな中で脚光を浴びだしたのが「モバイルバッテリー」です。モバイルバッテリーとは小さく持ち運びに便利なバッテリーであくまで充電するための機能に特化した「バッテリー」です。

ガラケーと違ってバッテリーの容量が大きいアマートフォンには、いままでガラケーで使っていたような外付けバッテリーが使えない、または容量が少なすぎて役に立たないということもあります。

生活の一部となったスマートフォンのバッテリーが切れてしまわないようにモバイルバッテリーを持つ人が増えてきています。また、災害にも役に立つので一つ持っていると便利です。




モバイルバッテリーの選び方のポイント




・モバイルバッテリーの容量


やっぱり一番気にするのは容量だと思います。モバイルバッテリーは携帯やスマートフォン、タブレット端末、モバイルパソコンなどの持ち運び系のものが外でバッテリーがなくなってピンチのときに使うためのものなので、緊急で充電したいのに十分な容量がなければ役に立ちません。

しかし、容量と言っても「アンペア」とか電気に関係する言葉ってどうも苦手でなんとなく敬遠してしまいます。

では、自分がモバイルバッテリーを買う時の容量は何を参考にすれば良いかと言うと、一番良いのが「充電するもの」です。ちなみにiPhoneや有名なスマートフォンの容量は、


iPhone4S    1432mAh
iPhone5          1434mAh
GalaxySⅢ     2100mAh
iPad(初代) 6600mAh
iPad2             6580mAh
iPad(3代目) 11500mAh
iPadmini         4440mAh

となっており、このように自分が充電しようと思っているものを参考にすればモバイルバッテリーを買う際の参考になると思います。

しかし、そのバッテリーと同じ容量のモバイルバッテリーを買えばよいかというと、それだともしかしたら不便になるかもしれません。

と、いうのは、例えば「iPhone5が5回フル充電できるモバイルバッテリー」という触れ込みでも、実際にはiPhone5の電源を落とした状態でフル充電して5回という感じになります。実際に使うときには、スマートフォンなどの電源を入れた状態で充電するでしょうから、フル充電1回分ぎりぎりの容量のバッテリーを選んでしまうと一回もフル充電できないかもしれません。

少し余裕を持ったものを買うと良いと思います。





・モバイルバッテリーの出力電流


こちらは以外と重要です。どちらかというと容量より重要です。モバイルバッテリーの出力に注意しないと最悪、せっかく買っても充電できない場合もあります。

では、何をどのように注意すれば良いかというと、まず見てもらいたいのが「出力」です。売られているモバイルバッテリーの出力は500mA~2.1mA(2.1A)ぐらいです。

最近は大きい出力のものが増えてきましたが、それでも中には500mAなどの小さなものもあります。500mAでも良いですが、最初は充電できてもバッテリーが弱くなってくると大きな電流を必要とする機器に充電できなくなることがあります。中に乾電池を入れて使うタイプは500mAくらいの出力が多いです。乾電池タイプはスマートフォンにはきつい場合もあるので注意してください。




・USBポート数


モバイルバッテリーにはだいたいUSBポートがついていて、基本的にはUSBケーブルをさして充電する構造になっています。

このUSBポートの数も結構重要です。USBポートの数がなぜ重要かというと、もしUSBポートが1つしかないと一度に一つの機器しか充電できません。iPhoneとiPadを同時に充電するにはUSBポートが2つ必要です。「一度に一つしか充電しないからいいよ」と思ってもいても以外に2つ欲しくなるときがあります。

できればUSBポートは2つあると良いです。iPhoneなどスマートフォンだけしか充電しない人は1つでも良いと思います。




・付属ケーブル


まあ、これはどうでもいいかもしれませんが、モバイルバッテリーを購入すると大抵ケーブルが付属でついてきます。USB→ミニUSB か USB→マイクロUSB が付属すると思いますが、自分の充電する機器に対応したものが付属しているか確認してから買うと間違いないと思います。まあ、最近は100円ショップでいろんなケーブルが売っているので、最悪対応してないケーブルしか付属してなくても良いですね。




・Qi(チー:無接点充電対応型)か


普通、充電するには充電したい機器とバッテリーをケーブルでつなぐしかないのですが、Qi(チー)と呼ばれる規格では置くだけで充電できるようになってます。「電磁誘導式」という方式を元にしていて、2つの隣接するコイルを使って充電したい機器を奥だけで充電できます。


最近はパナソニックがこの規格を押していて、Qi対応の新しいモバイルバッテリーが増えてきています。

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